ひきこもり


社会問題になっている引きこもり

内閣府の発表では、現在少なくても115万人が引きこもりになっています。
多いようで、今まで隠されてきた問題が浮き彫りになってきただけの話です。
平成に入る前の話では、引きこもりの人を小屋や人目の付かない部屋に閉じ込めて、ずっと消息を隠している時代もありました。
家の人は、体裁や風習などの文化や社会的な問題から隠し通せば、家全体が良かったのかも知れません。
しかし、現在は、皆が手を取り合って、個人を認め合う時代です。
人の心は、成長するものと理解されるようになりました。
引きこもりは、心の成長に足りないものを育むことで、自分から未来へ歩むことができます。
心には発達段階があります。

乳児期に成長すること。
幼少期に成長すること。
青年期に成長すること。

この段階を通して成長するときに、成長する気持ちを止めたり、気付かせなかったときには、
引きこもったり、自分がわからなくなったりし、学業不振や、将来がわからず生きることを止めようとします。
引きこもることは、意志の弱さや気合ではございません。
成長が未発達だった部分があることも原因にあります。

引きこもりになったときに起きている気持ち

学校の勉強についていけない
家族関係上で問題があって動けない
就職先でのトラブルが起きて立ち直れない
将来の夢がなくなっている
いじめられている

ゲームに熱中して抜けられない
今の自分を見詰めることが怖い
人と会うことが何故か知らないけど不安になる
うつ気味で毎日気分が優れない
自信を無くして、全てが絶望的に思う

この世に生まれたこと、自分の存在がわからない
生きる価値を見出せない
生きていることが楽しくない
会話の話題がわからないから会話できない
現実での友達が作れないから一人になっている

バカにされることが嫌
自分の居場所を見つけられなくて、仕方なく自宅にいる
就職先が見つからなくて、将来に希望が持てない
考えて行動していても、上手くできないからやる気が出ない

他の人が完璧にできるのに自分は全くできないから生きる価値がない
何をやっていても人から悪いように思われているみたいで、見られることすら怖い
誰も自分の言うことを聞いてくれなくて、いつの間にか孤独になっていることが嫌になった

リアルで話をかけていても、友達が一切できなくて、外に出たくない
夢があるのに、現実にはできないと否定されたから何もする気はない
世界のニュースは悪いことばかり流しているから、人間に明るい未来はない
誰も信用できないから、外にいる人はみんな悪い人だ

引きこもりたくて、引きこもっている方はおりません。

会社員生活している以上に、辛いです。

外に出ようにも手の打ちどころを探せず、

誰の話も聴けず、

家族・社会での存在価値と日常の肯定感を

身につけられないまま今を生きています。


引きこもりにお悩みでしたらご相談ください